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「H&M」が働きがいのために考えたルールとは

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「H&M」が働きがいのために考えたルールとは

H&Mは個人を尊重する

H&Mは個人を尊重する

H&Mでは、働きがいを見出すために、以下のような価値観を全世界で共通としています。
「人を大切にする/ひとつのチーム/確かな進歩/率直かつオープンマインド/起業家精神/いつもシンプルに/コストコンシャス」
さらに、H&Mスピリットに共感できる社員を採用することにしています。
例えば、日本のH&M社内では、役職の有無にかかわらず社員同士が名前で呼び合っています。
これは「オープンドア・ポリシー」というH&Mの方針に基づく試みの一つです。
業務上のいかなる問題でも経営層と直接話し合うことができる権利を全社員に保障するフラットな環境によって、「発言のしやすさ」が増します。
自発的に高い目標を持ち自社を担おうとする姿勢のある社員を雇用しても、意見が現場の中間管理職によって否定あるいは無視され続ければ、やがて発言しようと思う人材がいなくなってしまいます。
意見を表出できるという安心感が働きがいを生み、ボトムアップ型の経営を可能にしているのです。

現状に甘んじない

現状に甘んじない

H&Mは、意見が言いやすいという環境を整えるだけでなく、環境を生かして働くことも追求します。
年に一度、職場や会社全体に対する評価アンケートに全社員が回答し、集計結果をもとに改善を議論するのです。
評価は経営層の方針や所属長の能力、職場環境、自分自身のパフォーマンスなど多様な項目にわたります。
このため、結果を受けた話し合いも長期間におよび、半年近くを費やして改善していくのです。
また、H&Mの価値観を共有できる社員が希望のポストに就き、社を支えていくことを重視するのも特徴です。
当初のポジションを問わず、意欲と能力のある社員にはチャンスを与えます。
これも働きがい向上の一端を担っているでしょう。
アルバイトから正社員、さらに役職つきのポジションに進むというように、自己の努力が評価され、キャリア形成として実を結ぶ仕組みを用意しているのです。
この仕組みを促進する「NEXT ME」という管理職が、次にそのポジションを担うべき社員3人を育てる制度もあります。
価値観を共有した能力のある複数の社員がリーダーシップを発揮しつつ、現場の声を丁寧に拾い上げて定期的に改善に時間と労力を傾けるのが、H&Mの成長を支える秘訣です。

 

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