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「幸せ軸でみるメンタルケア」4    個を生かす適材適所配置へ

「幸せ軸でみるメンタルケア」4    個を生かす適材適所配置へ

2015年に義務化されたストレスチェック制度で政府により推奨されている57問の質問項目には、なぜ本人が高ストレス状態になるのかという原因について、「仕事量が多い、負荷が重い、作業環境がよい悪い」とか「周囲のサポートがある、ない」「相談者がいる、いない」などの外部要因を問う質問はありますが、本人の内部要因を問う質問がありません。

 

ストレステストでは職場環境改善はできない?!

 

 筑波大学大学院でメンタルヘルス不調原因の研究を行った山本美奈子博士の研究によると、メンタル不調の原因とは外部要因より、圧倒的に本人の内部要因(周りの目を気にし本音を言えない行動特性)にある、との研究結果を発表しています。メンタルヘルス不調は、環境要因よりも圧倒的に本人の性格により引き起こされるのです。

このことから考えると、義務化されるストレステストでは本質的な問題にアプローチできていないこととなります。実施後の結果を踏まえて職場の環境改善を行うことが努力義務とされていますが、やらないよりは良いと思いますが、これもあまり本質的な改善策とはいえません。

 

扱い方により才能が開花する。

 

 解決策は2つあります。一つ目は「周りの目を気にして不安になる」という本人の感受性が敏感すぎる課題を改善する、というメンタルトレーニングを行うことです。方法については説明のスペースがないのでここでは触れませんが、感受性の敏感すぎる課題を改善すればメンタルタフネスが強化されることになり、メンタル不調は改善されそれどころか積極的に行動するようになり対人関係力も強化され、業務効率が向上することでしょう。

 二つ目は、本人のパーソナリティを細かく分析する診断テストを使って分析し、正確な業務適性を本人自身に理解させ、また会社にも本人を「活かす働かせ方」を実践してもらうことです。

今までの日本企業のマネジメントでは、個人の特性を生かした「働かせ方」をほとんど考慮してきませんでした。性格が内向的・几帳面、人間関係が上手ではない、繊細な感性、発達障害っぽい性格、など一見、メンタル上よくないと考えられそうなこれらの性格傾向は、要は「使い方」を理解して適切に仕事をさせると「才能」に変わります。

その意味では、今までほとんど行われてこなかった業務適正を把握するためのメンタル用の診断テストの導入は今後重要となります。ご興味ある方はお問い合わせください。

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