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「幸せ軸でみるメンタルケア」5    メンタルを改善する職場環境

「幸せ軸でみるメンタルケア」5    メンタルを改善する職場環境

政府は義務化されたストレスチェックを実施した後、分析結果をもとに職場環境を改善することを努力義務として推奨しています。政府推奨の57問のストレスチェックの質問項目から導き出される結果を予測すると、おそらく「コミュニケーションを良くしましょう」とか「上司がもっと部下をサポートしましょう」「業務の負担を緩和しましょう」などといった一般的なことが導き出されると考えられます。

 

脳生理学でみる強いストレスの要因

 

 ストレスを改善して職場環境を整えるには、人間の脳を考えてストレスの根本的な要因を考えていく必要があります。筑波大学名誉教授・宗像恒次博士の研究によると、メンタル不調につながる強いストレスとは、脳内にある感情の発電装置といわれる「扁桃体(へんとうたい)」という部位が、慢性的に過剰に興奮している状態から作り出される、としています。ではこの扁桃体はなぜ、過剰に興奮するのでしょう。扁桃体には、周囲の人の「険しくとげとげしい目や表情」「ピリピリした声」などに、激しく反応し興奮し恐怖感情を発生させる、という特性があるからなのです。

 経験的にご理解いただけると思いますが、とにかく毎日余裕なく数字に追われている会社とか、短納期に追われている会社とか、規模拡大を至上命題にしている会社とか、上司が権威主義的な会社とかは、上司や周囲の人の表情がとげとげしくピリピリした声が飛び交っています。 こういう会社ではメンタル不調が続発しているのです。復職してもすぐに再発するのです。現在、メンタル対策にかかわる多くの医療職や心理職の方々は、扁桃体のこの特性を知っている方はほとんどいないか、知っていても何をすれば扁桃体を鎮静化できるのかが知られていないのが現状です。そのためにほとんどの企業で再発を繰り返しています。ちなみに弊社が行っている扁桃体興奮を鎮める心理トレーニングを導入した某上場企業では3年半うつ休職者の再発0%という結果が出て、この企業の産業医が学会発表しています。

 

最も重要な職場環境改善とは、上司が笑顔になること

 

 実は、ほとんど知られていませんが一番重要な職場環境改善とは、上司や周囲の人の「表情」を笑顔にすることなのです。上司や周囲の方々の「表情」が笑顔で穏やかで、ホンワカであったかい「声のトーン」が飛び交っている会社。こういう職場にすることが本当の職場環境改善となります。

つまり働く人が、幸せな気持ちになれる職場つくりが重要で、そのための企業風土改善であり、上司や周囲の方々が自分自身のストレスを解決し笑顔を取り戻せる自己解決力を高める教育を行うこと。これが本当の意味での職場環境改善といえます。トレーニング方法にご興味ある方はお問い合わせください。

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