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「いい会社づくり 何から始めるか」2       幸福追求型経営を本気で実践する

「いい会社づくり 何から始めるか」2       幸福追求型経営を本気で実践する

時代の変わり目にあり、これからは業績軸から幸せ軸へ軸をずらしていくことの大切さに気づいたら、まずトップ、リーダーが本気で幸福追求型の人本経営を実践しようと心に誓い行動していくことです。ではベンチマークをしてみましょう。

 

いい職場をつくることに本気になること。まず自らが率先していく。燃えさかった炭でないと、隣の炭には火は移らない。2年くらいかけてよくするつもりで臨む。

 

これはファースト・コラボレーションの視察時に武樋社長が口にされていた言葉です。まず自分が真っ赤に燃え盛るくらい人本経営を成功させることに打ち込んでいないと周辺にその思いは届かないということを表現されています。炭火が移っていくという表現は見事で、まさしく人本経営の浸透はそんな感じで会社の状態を変えていくものだと感じます。

 

経営の優先順位の最上位には「儲ける」ではなく「愛」がある。

 

こう言い切ったのはリラクの江口社長でした。

業界の中でおそらく最も低利益率な企業だと江口社長は自覚しています。その理由は、労基法を順守し1分単位で残業代を支払っているからと話しています。そして業界ダントツの高納税企業でもあるとさらに続けています。それが当たり前の状態だと考えています。何故ならば、「自分にとって経営の最優先に“儲ける”はないのです。」と明快でした。新しい経営を実践していると心から共感いたしました。

この損得よりも善悪で物事を考えていくという判断軸は、幸福追求型の人本経営では、かなり重要な価値基準になります。

 

善悪で判断すると次にすべきことがみえてくる

 

日本でいちばん大切にしたい会社大賞にも輝いた香川県の徳武産業の十河孝男会長も「どんな判断をするのか上から神様が見ている。損得ではなく善悪で判断して行動していく。すると次にすべきことがみえてくる。」と確信的に語られています。

バリアフリーを施しているのに入居者の転倒事故が相次ぐ老人ホームから「年寄りが躓かないクツ」をつくってくれと要請され、500人のモニタリングをして、「あゆみシューズ」というヒット商品をうみ出していきました。

すると、病気で足が腫れあがってしまったユーザーからサイズの違う片方のクツだけ売ってくれと要請を受けました。業界ではそんな非常識で非効率なことはやりません。しかし、十河会長、見ておれぬと引き受けます。

また歩けるようになったと感激の声が同社に届きます。いつしか、その声は千、万になっていきました。

そして、介護シューズという世の中になくてはならない新たな市場になっていきました。現在、徳武産業は50%のシェアを誇ります。損得で判断していてはけっして得られなかった富といえるでしょう。

幸福追求型経営の典型的成功事例です。

 

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