社員満足を上げ、働きがいのある会社へ「元気な会社をつくるプロジェクト」

top > 記事一覧 > 「いい会社づくり 何から始めるか」3      挨拶など当たり前のことか出来る普通の会社にする

「いい会社づくり 何から始めるか」3      挨拶など当たり前のことか出来る普通の会社にする

「いい会社づくり 何から始めるか」3      挨拶など当たり前のことか出来る普通の会社にする

トップ、リーダーが本気の決断ができたら、次は同志である社員へ向き合うことです。

いい会社をつくりあげた経営者に「御社のようになっていくために何から始めたらいいでしょう?」と尋ねると、「掃除と挨拶かな」と返ってくることが少なくありません。それほど基本なのだと感じます。

 

社員一人ひとりの意識を高める

 

乱雑で掃除も行き届いていないような職場の中では、よりよくしていこうという動機が働かないのは自明でしょう。いい会社を視察に行って、職場が汚いと思ったことは一度もありません。それどころか、まさしく整理、整頓、清潔、清掃が行き届いていて、ピカピカの職場環境を維持することへの努力を怠っていないということに目が奪われます。

いわゆる5Sでは続いて「躾」となるわけですが、その会社を訪問して素晴らしい職場環境だと感心させられていると、決まって応対してくださる社員さんの笑顔や立ち振る舞いに「さすが」と唸らされていくのがパターンです。

社員一人ひとりが人としての礼節を欠かさずに行動できるレベルに人間力を整えることです。実はこれはけっこう大変なハードルである場合があります。

なにしろ、これまで幸せ軸の職場づくりをしている会社であることをメッセージして採用をしてきた訳ではないので、それに対する価値観が合っていないまま採用されて現在に至っている可能性があるのです。

挨拶?清掃?仕事はきちんとしているんだからいいだろうという態度でいる社員に対する再教育が必要になります。

 

荒療治が必要な時もある

 

今では地域になくてはならない企業へと成長した埼玉県の石坂産業ですが、現在の石坂典子社長が就任した時は、経営危機に加えて挨拶もろくに出来ない社員たちが大勢いました。暗くて汚い会社を元気でまともな会社にしたいと考えた石坂社長は、やさしくする前に厳しく社員に接していきました。

石坂社長就任時は、いわゆる世間で想定される旧態依然とした産廃業者のイメージが色濃く残っていました。そこでまずは基本的な躾を励行できる体質の会社へ変革を始めていきました。 挨拶の徹底などトップダウンで厳格な社内ルール化を施し社員へ実践を投げかけていきました。従わない社員が続出し退職者する者も少なくなかったと回想されています。

全員が幸せ軸の素晴らしさに気づいて、行動変革を自発的にしてもらうことが理想ですが、場合によっては同社のようなファーストコンタクトも必要になるかもしれません。

古い仕組み、体質、悪い習慣を例外なく整理対象としていったそうです。現場で作業している社員ができるようになったらルールが浸透したと判断していったそうです。

ただ一方的に強権発動していった訳ではありません。経営改革に当たっては社員に何でも云ってほしいと石坂社長は考えました。そして嫌だと思っていることを一つ一つ改善していくという姿勢で臨みました。本気で社員と共に幸せな会社をつくりたいという気持ちがぶれなければ、共感共鳴してくれる社員たち必ず行動を共にするようになっていきます。

kobayashi.png

  • LINEで送る

 

ACCESS RANKING

「社内を活性化するために」2       社内に“一体感”をつくる

実践ヒント

「社内を活性化するために」2       社内に“一体感”をつくる

これまで長く経営をされてきた方の中には、社会も会社も大きく成長することを目指して一丸となっていた高度成長時代からバブルがはじけるまで、社内が活気づいていたことを鮮明に覚えている方もいらっしゃるでしょう。あの頃は社内に“一体感”があり、会社といわず社会全体が活気づいていました。それを支えていたのは、多くのモーレツ社員でした。 しかし、今どきの社員は、所属意識や連帯感の単位が社会や会社ではなく、ごく親...

「社内を活性化するために」1                    社内を活性化するキッカケ創り

実践ヒント

「社内を活性化するために」1         社内を活性化するキッカケ創り

経営者の代表的な悩みに、社内に活気がない、社員がなんとなく元気がない、常に仕事や時間に追われている、組織間に交流がなく事業の幅が広がらないなどがあります。そのため、社内を活性化させるニーズは多く、検討している企業も少なくないでしょう。社内を活性化させることで、文字通り「会社を元気する」ことができますが、どこから手を付けて良いものか思いあぐんでいるケースも多くみられます。 そこで、今回は社内を活性化...

新刊本のご案内

スタッフ・アイズ

新刊本のご案内

こんにちは、元気な会社をつくるプロジェクトの山本です。9月14日に私の新刊本が発売されます。 「不安遺伝子を抑えて、心がす~っとラクになる本」(出版社・秀和システム) 日本人の80%は不安遺伝子を持っているという研究報告があります。この報告によるとアメリカ人は40%前後です。アフリカ人は27%です。これがあるとどういうことになるかというと、ものすごく不安、パニックになりやすい反面、ものごとに几帳面...

「メンタルケアを実践するには」5      強い社員を育てる育成法2

実践ヒント

「メンタルケアを実践するには」5      強い社員を育てる育成法2

前回の原稿では、自己報酬追求型の社員を育てるための3つのトレーニング法のうち、1つ目である「認められたい気持ちを充足するトレーニング」について解説しました。 今回の原稿では残りの2つの原稿について解説します。 「自分自身を満足させたい気持ちを充足するトレーニング」 2つ目のトレーニング法は、「自分自身を満足させたい気持ちを充足するトレーニング」です。私達は皆、「認められたい」という欲求を持っていま...

「メンタルケアを実践するには」4      強い社員を育てる育成法1

実践ヒント

「メンタルケアを実践するには」4      強い社員を育てる育成法1

前回は、経営者自身が他者に認められたいという欲求に突き動かされた「他者報追求型」の生き方・働き方から、他者からの評価どうこうではなく、自分自身を満足させまた社員満足に無条件で貢献する(利他の心)、という「自己報酬追求型」の生き方・働き方にシフトすることが、経営者自身のメンタルを安定させ、社員のメンタル問題を解決し、ひいてはESを向上させCS向上にもつながる方法だという観点からご説明しました。 今回...

すべての記事一覧へ

KEYWORDS