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「経営者のための『うつ社員』再戦力化法」4       科学に基づく心理療法の特徴

「経営者のための『うつ社員』再戦力化法」4       科学に基づく心理療法の特徴

 弊社顧問で筑波大学名誉教授・宗像恒次博士が開発し、弊社では20年以上これを学習し、某上場企業では初回うつ休職者の再発率3年半0%と言う結果にも貢献している心理療法の特徴をご説明します。

 

1.うつ、メンタル不調の原因と対策を明確化

 

 現在、うつ、メンタル不調の原因はよくわからないとされていると思いますが、宗像博士の研究では脳内にあり不安や恐怖などの感情を発生させる、扁桃体と言う組織の慢性的な過剰反応によって引き起こされるという見解が発表されております。

 宗像博士の研究によると扁桃体が慢性的に過剰反応することで、唾液中にコルチゾールと言うストレスホルモン値が上昇しますが、扁桃体を安定化させるとコルチゾール値は低下します。

 扁桃体は一定のイメージワーク法により安定化させることができるのですが、そのやり方をシステム化しているのが弊社が行っている心理療法です。

  

2.数値化して現状を把握できる

 

 うつ、メンタル不調の社員を抱えたことがある経営者なら誰もが経験していると思いますが、大きな悩みのひとつが「現状が、どういうレベルにあるのかがわからない。改善しているのかまだ駄目なのか、客観的にわからない」と言うものがあるのではないかと思います。

 こちらの心理療法は、1で解説したようにうつ、メンタル不調の原因を扁桃体の慢性的な過剰反応と位置付けています。1で述べたように一つの指標として、唾液を調べるとストレスホルモン、コルチゾールの数値によって扁桃体の反応の度合いが推測できるのですが、いつも唾液を採取するのは大変なので扁桃体の反応のレベルを推測する独自の診断テストが、弊社顧問で前出の宗像博士によって開発されております。

 

基準の数値でうつを管理する

 

 こちらの心理療法を行った前後で、この診断テストを使って測定するということを常に行っており、そのためにうつ、メンタル不調の現状を常に数値化できているのです。ちなみに診断テストには標準値が研究上明らかにされており、この数値以下になるとうつ、メンタル不調は消失することがわかっております。

 またこちらの心理療法を約15時間前後行う事で、診断テストの得点は標準値に戻りうつ、メンタル不調は安定化していることも研究上明らかにされております。どのくらい時間をかければ改善するのかと言うことも、現在よくわからないとされていることが多いと思いますが、こちらの場合は約15時間前後と言うことが経験上はっきりしているのも他に類を見ない特徴です。

 うつ、メンタル不調は数値化して改善状況を把握していく事ができるのです。

 

3.再発防止策が明確化されている

 

 2で解説したようにうつ、メンタル不調を作り出す扁桃体の興奮の度合いを推測する診断テストによってうつ、メンタル不調の現状を数値化しているのですが、この診断テストの一つに自己抑制型行動特性尺度と言うものがあります。

 この診断テストは「周りの顔色をうかがって自分自身の気持ち感情を抑圧してしまう度合い」を見ています。前出の弊社顧問・宗像博士によって開発されたものですが、20点満点で11点以上取るとメンタルが不安定化することがわかっており、15点以上取るとうつになってもおかしくないという研究結果が出ています。ちなみに6点以下だと、うつ、メンタルリスクは起きないと推測されています。*この一つの診断テストだけでは正確には言えませんが、それでも大まかな推測が成り立ちます。

 

「言えない」人がうつになる。

 

 この診断テストで11点以上取るとは、周りの顔色が非常に気になり自分の気持ちを言えない度合いが非常に強い、と言うことです。つまり、「自分の都合を言えない」ことによって、うつ、メンタル不調は作り出されるのです。「助けを求められない」「アドバイスを求められない」「協力を依頼できない」「適度に断れない」「自分の都合を交渉できない」などがうつの原因です。これができないため、仕事を限界まで一人で抱え、ある日突然バタっと倒れ、うつ、メンタル不調になるのです。

 と言うことは、これらができれば再発しないのです。自己抑制型行動特性尺度の診断テストの得点が6点以下を維持できていれば、再発しないのです。実はこの診断テストは、不安恐怖などの感情を発生させる扁桃体の興奮度合いが安定化すると得点が低下することがわかっております。

 つまり扁桃体が安定化するように指導すれば、この得点が維持され、自分汚都合を言えるようになるので再発は繰り返さないということなのです。某上場企業では初回うつ休職者の再発率が3年半0%と言う結果に貢献したというのはこのような指導をしていたからなのです。

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