- 2020.01.14
新刊本のご案内
こんにちは、元気な会社をつくるプロジェクトの山本です。9月14日に私の新刊本が発売されます。
「不安遺伝子を抑えて、心がす~っとラクになる本」(出版社・秀和システム)
日本人の80%は不安遺伝子を持っているという研究報告があります。この報告によるとアメリカ人は40%前後です。アフリカ人は27%です。これがあるとどういうことになるかというと、ものすごく不安、パニックになりやすい反面、ものごとに几帳面で、丁寧だということです。繊細だということです。よって、良く表れれば、すごく丁寧なおもてなし対応、行き届いた仕事ぶりに現れますし、悪く表れれば、パニックになりやすく、、傷つきやすく、メンタル不調になりやすい、経営者はパニックにより怒りを部下にぶつけやすくなるということです。80年代までの日本企業は、このことをわかっていたのではないかと思います。よって、終身雇用、年功序列、人を大事にする社風など、社員に対して絶対的安心感を与えることで、生産性の向上を図っていました。製造業のクオリティは世界一になりました。
しかし、90年代以降、リストラ、成果主義、年功序列廃止、など、日本人の繊細な不安気質を理解しないままにこれらの制度を導入した結果、職場にものすごい恐怖が蔓延し、うつ、メンタル不調になり、生産性は落ち、クオリティは下がってきています。不安気質のことをよく知ればこれらのことは自業自得、自明の理、です。日本人は、不安遺伝子の保養率が世界一高いのです。アメリカ人やほかの海外の企業とは全く異なる、人を大切にする企業風土を作ることが非常に大事です。
また、数字や周りの評価を気にする働き方をすると、不安気質に人は心が不安定になり、メンタルが揺らぎます。昨日の自分よりよくなろうとする。職人気質的な働き方が、不安気質の日本人にはあっていると思います。
某上場企業では3年半、初回うつ休職者の再発率0%に貢献した心理療法に基づいて書かれた、新刊本がでました。よろしければどうぞ。
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