- 2020.01.14
働きがいの数値を見たときに、自社の社員と他社の社員に差が出ると経営者にはある意味ショックですが、そこに改善点を見つけ出す糸口があれば社員の充実度をいかにして上げていくか手腕が問われます。
ここで何もしなければ社員の間で閉塞感が漂いますがトップが動くのを見てやる気が出てくる社員もいます。
社員のモチベーションを上げるためには早く問題点に気付くことが大切です。
DISCOでは世界50か国の利用実績があるアンケートを元に、働きがいのあるテーマを掘り下げていくことで新しい課題を見つけています。
現場での連帯感に関しての改善の余地があれば、チーム内での信頼関係を集中的にフォローします。
社内全部門の7割が参加して社内全体でアンケート調査の結果を共有する試みは、今ある評価制度では対応しきれない部分を補っています。
社員のやる気を引き出し納得度の高い人事制度を新たに作るという改善により、社員のモチベーションを上げるために試行錯誤しています。
社員の健康を考えプールやフィットネスジムなど福利厚生施設にも力を入れています。
DISCOでは各部門で社員との交流をするタウンミーティングを通じ、社長と社員のコミュニケーションによって自発的参加を促し生産性を上げることに努めています。
通常の業務には見られない問題提起をやりとりすることで、リーダーとメンバーの信頼関係を育みます。
なぜなら信頼関係は業務のスピードとコストに影響を与えるからです。
DISCOは「高度なKiru(切る)・Kezuru(削る)・Migaku(磨く)」の3種類の技術を特化して精密加工装置やツールを開発・製造・販売している会社です。
その製品の7割以上の世界シェアを誇っている会社だからこそ、組織力の大切さを痛感しています。
そこで社内独自の取組としてWillという社内通過を活用しています。
この通貨は賞与にも関係し社員が個人の収入と収支を管理しています。
①業務の依頼料②会議室の使用料③精算書の遅延課金等様々な場合で使われますから、当然収支に敏感になるのでこれを働きがいに連動します。
信頼関係が強化されたチームにWillを支給すると各部門が活発に活動します。
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