- 2020.01.15
従業員に働きがいを感じてもらうことはとても大切です。
人それぞれ、どの部分に働きがいを感じるかは異なります。
そのため、働きがいを定義するのは難しいですが、5つの要素があると言われています。
1つ目は、会社に対する従業員の信頼度です。
個人業務が多い職種や会社であっても、従業員同士のコミュニケーションが取れているか、経営理念や会社のビジョンに一貫性があるかといったポイントが重要になります。
2つ目の要素は、従業員に対しての敬意や感謝です。
他にも、重要な意思決定は経営者だけでなく従業員と検討しているか、従業員一人一人の生活や家庭を尊重しているかどうかも大きく関係しています。
3つ目は、従業員が会社と仕事に対して誇りを持って働いていることです。
自社の商品やサービス、社会からの評価に誇りを持つことも大切なことでしょう。
4つ目は、報酬や採用、昇進についてです。
差別なく、成果や業務に見合った評価を公正に提供しなければなりません。
また、従業員が不満を抱えているときは意見を伝えられる環境づくりも必要でしょう。
最後の5つ目は、従業員同士の繋がりです。
モラハラやパワハラという言葉をよく耳にしますが、自分らしくいられる環境が整っており、従業員同士が人を歓迎する雰囲気づくりが大切になります。
これらの要素が働きがいを構成しているのです。
働きがいを高めるためには、まず働きがいとは何かについて知ることが重要です。
従業員が会社そのものや、経営者、管理者を信頼し、業務に誇りを持って従業員と連帯感が持てる会社を目指しましょう。
働きがいを高めるための取り組みを、人事部に任せている会社もあるのではないでしょうか。
しかし、上司が働きがいについてメッセージを発信し、実際に行動をすることが大切です。
上司の意識が高いほど、働きがいが高いとも言われています。
上司と部下のコミュニケーションが取れる職場環境をつくり、働きがいを感じることができる会社をつくっていきましょう。
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