社員満足を上げ、働きがいのある会社へ「元気な会社をつくるプロジェクト」
  • 2020.01.14

三越伊勢丹ホールディングスは女性社員が育児休暇をとる前から産前面談を行っています。
産前・産後、育児休暇は原則として一子につき3年、最長通算4年間となっています。
休職中にも社内報を送付し会社の現状を把握できるようにしています。
復帰が近くなると復職準備質問会を開催しています。
復職時は育児短時間勤務制度を利用でき小学校三年生修了時までの最長10年間、6時間・7時間勤務のどちらかを選択することができます。
復職後には人事制度の説明と制度を利用した経験者の話が聞けるワーキングマザーセミナーや、育児の悩みを相談でき情報交換ができる育児勤務者ランチミーティングを年に一回開催しています。
また、月に10日までフルタイム勤務が可能となる一時的勤務時間延長制度も2014年から導入しています。
フルタイムになっても原則として時間外勤務がない早番固定勤務もあり末子の小学校三年生の修了時までこの制度を利用できます。
自分の子供の人数や家庭環境と調整しながら働きがいのある職場に無理なく復帰できます。

三越伊勢丹ホールディングスの育児・介護支援制度は正社員だけではなく領域・地域限定社員も対象となっています。
2016年度には450人以上が利用しており制度を利用した9割以上が復職しています。
配偶者の転勤や介護、子供の学校の都合などに応じて地域間の異動を可能にするグループ内継続雇用制度を2016年から導入しています。
やむを得ず出産や育児、介護等を理由に退職した場合、退職後8年以内であれば退職時の雇用形態で優先的に再就労することができる再雇用制度もあります。
出産や育児、介護があって中断しても、培ったキャリアを無駄にせず元に戻って同じ場所で働き続けることができる職場に働きがいを感じる人も多く、女性管理職は20%以上と日本企業の中でもトップレベルです。
また男女問わず契約社員からの正社員転換や昇格試験にチャレンジするためのキャリア面談も実施するなど一人ひとりと向き合っています。
三越伊勢丹ホールディングスには企業にとって長く働いてくれているプロである、社員のキャリアを最大限に活かせる制度があります。