社員満足を上げ、働きがいのある会社へ「元気な会社をつくるプロジェクト」
  • 2020.01.14

仕事に働きがいを求める人が多いですが、働きがいは自らつくりだすことができます。
仕事をしていく中で、チームでプロジェクトを進めることがあるでしょう。
その際に、チームのリーダーが働きがいをつくることができます。
チームのリーダーが働きがいをつくりだすことができれば、チーム全員の働く意欲が向上し、良い結果に結び付くのです。
このとき、チームのリーダーは「チームをやる」意識ではなく、「チームである」意識が重要なポイントになります。
「チームをやる」と「チームでやる」とは、大きく異なります。
例えば、「チームをやる」と捉えたとき、ミーティングの形式やどんなことを伝えたのかという内容になりますが、「チームをやる」と捉えると、チームの在り方の話になります。

チームのリーダーは、チームを自分の体の一部のように機能しているか、を意識することが大切です。
例えば、チームに問題が起きたとき、チームが体の一部と捉えているのであれば、誰かに責任を押し付けることも、チーム内のメンバーを比較して、どちらかを責めるということもありません。
すべては自分の責任として起きていること、リーダーがすべての責任者、当事者と捉える必要があります。
しかし、意味を履き違えてはなりません。
自分の体の一部としてチーム内のメンバーを扱うということは、ただ単に甘やかすということではなく、メンバーが抱える負担を知り、大切にケアをし、チームが向かう方向性に準じてチームを引っ張っていくというのがリーダーの役割です。
リーダーがチーム内をよく見て、感じ取り、耳を傾けることが大切です。
このようなことができるリーダーはチーム内に、働きがいをつくりだすことができるでしょう。
チーム内の働きがいを高めたいリーダーは、まずチームのメンバーが自分の体の一部だという捉え方をすることから始めてみてはいかがでしょうか。