社員満足を上げ、働きがいのある会社へ「元気な会社をつくるプロジェクト」
  • 2020.01.15

従業員が働きがいを実感するためには、自分が遂行している業務が正当に認められる必要があります。
どれだけ自分が大好きな仕事を行っていたとしても、正しく評価査定してもらえないとやる気をなくしてしまい、高かったモチベーションは急降下するでしょう。
それぞれの従業員に合った業務内容を与えることも大切ですが、それだけで満足していると働きがいという結果を生み出すことができません。
労働の過程や成果を評価できる体制が整えられていると、より良い評価を得るために従業員は努力を行いやすくなり、仕事に対しての熱意が増すでしょう。
特に、規模の大きな企業では正当な評価をすることがとても難しくなっていますが、それでは優秀な人材が離れ、やる気のない人材だけが残ることになります。
評価制度と働きがいの関係は非常に密接ですから、それに基づいた評価制度を整えることが重要です。
働いている側は自分が正当に評価されているのか、そして評価に関する制度が整備されているのかをチェックしています。

人間心理を考えた場合、自分の働きを他者に認めてもらいたいというのは当然のことで、企業が従業員の頑張りを正当に考慮することは当たり前です。
しかし、大規模な企業になると難しくなりますし、しっかりとした評価制度が用意されていないと不当評価が多発することになるでしょう。
場合によっては、好き嫌いを評価の際に持ち込むケースもありますが、そういったリスクを低くするための施策も必要になります。
適切に自分の働きを認めてもらうというのは、働いている人たちの権利であり、ある意味では合理的思考を導入することも大切ではないでしょうか。
例えば、キャリアが短い、まだ若いという理由で低評価とされるケースもありますが、それでは働きがいを感じることができる企業は作れません。
風通しが良くて、キャリアなど関係なくコミュニケーションがとりやすい職場は働きがいを創出しやすいです。