社員満足を上げ、働きがいのある会社へ「元気な会社をつくるプロジェクト」
  • 2020.01.14

変化の激しいIT業界において、日本マイクロソフトは事業戦略に「New Era(新時代への変革)」「ワークスタイルの変革」「若者支援の拡大」の3つを掲げました。この3つの戦略を持ち、日本社会に信頼される企業を目指し、改善を全社挙げて推進しています。
New Eraとは、ソフトウェアだけにかかわっているのではなく、会社としてデバイス&サービスカンパニーを目指します。ワークスタイルの変革については、働き方を変えたり、働く場所のハンデを乗り越えたりすることなどに取り組んでいます。若者支援についても、ITテクノロジーを使って進路や就労、起業をしやすくなるような活動をしています。

日本マイクロソフトが考えているグローバル人材とは、どこの国で何人として仕事をしているかにこだわらない人です。日本にいても世界中のマイクロソフトの社員と情報共有しながら行うため、世界との接点が必要になります。アメリカ本社ともコミュニケーションをとりながら仕事ができるグローバルな人材を育成しています。入社は日本ですが、国内で評価するのではなく、世界で同じ仕事をしている社員と比較します。また、他国でやりたい仕事があれば、日本に留まらず自由にそのポジションに応募し異動していきます。
毎年、日本では30名ほど、世界全体では1000名ほど新卒採用をしており、全世界共通の2年間の育成プログラムを用意しています。1年に数回、世界中から仲間が集まりトレーニングや会議も実施します。このようなプログラムはすべて英語で行われますので、英語力は必要です。

日本マイクロソフトは女性社員も貴重な人材力であり、企業として競争力の強化のため、女性社員の比率を増やしていく必要があると考えています。新卒採用は6割ほど女性を採用していますが、課題は育成にあります。女性にも、長く働いて、マネージャーやリーダーに昇格してほしいと考えています。
また、女性比率を高めるだけではなく、年齢の多様性や障碍、国籍なども含めたダイバーシティにも取り組んでいます。属性や価値観の違う人たちを受け入れられる会社の文化づくりや、その文化を定着させることも課題だと考えています。
このように、IT業界や日本の企業の中でマイクロソフトが、ダイバーシティや女性社員におけるアイコンカンパニーになることを目指し、それによって日本のIT企業が一緒にアクションを起こすことで、日本国内でITキャリアを追求する女性が働きやすい環境、魅力的な業界にしていくことを考えています。