社員満足を上げ、働きがいのある会社へ「元気な会社をつくるプロジェクト」
  • 2020.01.14

サイボウズ社は、どのように働きがいのある会社に変わっていったがですが、最初の契機になったのが次々と人が辞めていくことが最大の理由でした。
人材の定着がない会社は発展しません。
そこで、社員一人一人に確認していったところ、この企業の結論は100人の人がいれば100通りの生き方があるということでした。
ある人は思いっきり仕事をしたい人もいれば、ある人はある程度でいいという人もいるわけです。
まず、サイボウズ社は制度によって働くためのモチベーションを上げるようにしていきました。
まずは、育休制度です。
最大6年間もの育休制度が存在しています。
これによって今まで結婚子育てでやめていった女性社員を引き止めることに成功しました。
また、その後、子供と一緒に会社にきたりなど柔軟な制度に変更しております。
また、在宅での仕事も認めるようになりました。
これによって今や夫婦共働きが当然となった社会でも人が継続的に仕事を続けてくれるようになったのが、離職率が低くなった最大の要因です。

人は皆会社だけに働きがいを求めているわけではありません。
他のことをやりたいと思う人も多くいます。
この会社は、副業や皆で集まるイベントに対しても支援を行っております。
つまり、単純に仕事以外の面を支援する会社になっています。
つまり、仕事以外の人生すべてへ支援を行うことを行っております。
これによって仕事も働きがいがある会社に変わっていっています。
そして、これをすべての人に公平に行うことで会社全体のモチベーションを上げています。
特別な休みの人がいたりすると、他の人へ負担がかかってしまいますが他の人たちも勉強などを目的に休むことも可能です。
つまり、すべての人が会社以外の活動をすることが可能になっています。
そして、何をするときも上司が率先してすべての活動を行います。
それをしなければ皆がついてこないと思っているからです。
サイボウズ社は、社員一人一人の生き方を尊重して仕事の働きがいを上げてきました。
これによって社員の定着率をアップさせ業績の向上へつなげています。